「在宅酸素」とは酸素療法のことで、肺が普通の呼吸で酸素をとりいれなくなってしまい、高濃度の酸素を吸わないと息苦しくなってしまった状態の患者に対して行う酸素ボンベをつかった治療です。治療というよりかは末期医療ともいえるべきものでもう肺がもとの酸素を取り入れる力を取り戻すことはありません。ですから治療によってですが、高濃度酸素吸入器などを自宅で持っておく必要があるのです。さらに酸素濃度を測るパルキシオメーターなどもかかせません。
そもそも適応せざるを得ないCOPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、たいていはタバコを何十年間も吸ってきた人、ヘビースモーカーの人がかかる病気です。よくタバコを吸う人は止めるぐらいなら死んだほうがましとか言うのですが、息が出来ないというのは耐えざるほどの苦痛です。結局は肺が機能しなくなってから酸素吸入が必要になるのです。これからもどんどん機械の精度がよくなり小さく持ちはこびしやすい機械がでるといいなと思いますね。
診療報酬の算定方法は、ALSと在宅酸素、人工呼吸器の算定方法を参考に。
在宅酸素
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